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物件のご売却の流れ

現在売りに出す予定の不動産に居住している場合、売りに出した時点で家は商品として見られ、いつだれが来てもいいようにする心構えが必要となります。
常に整理整頓し、家の美観を維持しなければなりません。
ペットがいる場合

家人には気にならなくても、動物を飼っている際に出る臭気は他人には気になるものです。どんなに室内を綺麗にしていようと、動物独特の臭いはすぐに消すことは出来ません。 日頃から入浴させる、トイレ部分の清掃をこまめに行なうなど、清潔さを心掛けておく必要があります。
ペットの臭いで商談が流れてしまった、というケースは少なくないのです。
ハウスクリーニング
自分たちで片づけるだけでは追いつかないのがクリーニング。ここは家のプロにしてもらうのが一番良いでしょう。手の行き届かないところまで綺麗にしてくれるからです。
なるだけ物は減らし、室内が広々とみせておくのも手です。物が溢れ、散らかった室内では買主の購買意欲を削ぐだけです。特に水回り(風呂場、洗面所、台所)は念入りにしましょう。
大理石や石の床の場合はその道の専門家に磨いてもらうと好印象となります。
ガーデンクリーニング
庭の垣根や植木はきちんと庭師に入ってもらって整えていただきます。芝生も刈っておくことを忘れずに。また、プールやジャグジーがある場合はいつもサービスを受けている人に、ポンプ等の機械に問題がないか、良く点検してもらいましょう。
室内の準備
アメリカでは売りに出す際、ステージングをします。
家の化粧とも呼ばれるもので、プロのデザイナーに依頼すれば自宅を最大限に魅力的に演出してくれるはずです。
この費用は売却の際に元が取れるのでおしまず出しましょう。
現在、居住している家

イメージとしてはモデルハウスに近いものが好まれます。生々しい生活感ではなく、こんな家具や調度品があったらスタイリッシュだな、と憧れられるぐらいがいいのです。
家族の写真、趣向性の強い装飾品、絵等は外して下さい。
空き家
何も置かれていない空き家の場合、スペースの広さだけは十分アピール出来ますが、逆を言えばここに住んだ際の良さをイメージしにくいともいえます。
実は物件は家具を入れてステージングした方が売りやすく、高く売れる可能性が高いのです。
写真を撮る際にも不動産価値が上がる、綺麗な写真が撮れることは言うまでもありません。
ハワイ不動産売却の一連紹介
売却不動産を見てもらう
適切な販売価格の設定をしてもらうため、不動産業者に実際の家を見てもらいます。地域や建物の不動産価値などを比較し、業者と売主で販売価格を設定します。
売却準備
この不動産を出来るだけ良い条件で売るためにはどうしたらいいかを、不動産業者から具体的に書類にしてもらいます。
専任契約をする
トラブル回避のために、契約書を作ってもらいましょう。(英文の契約書の訳が必要な場合は、弁護士に依頼)納得いくまで説明を受けて下さい。その上で必ず署名をするようにして下さい。
専任契約書とは?
売却の際にかかる費用としては、不動産業者への手数料が売却価格の6%(+消費税)かかります。
エスクローに掛かる費用は…
①約売却価格の1%前後 ②エスクローの手数料 ③権限保険 ④譲渡税 ⑤弁護士書類作成料
⑥シロアリ検査 ⑦コンドの書類 ⑧登記費用 ⑨測量費用(一戸建の場合)
源泉徴収税については一時預けとして必要です。バブルの頃に不動産売却で儲けた外国人が税金を支払わずに引き上げてしまう案件が続いた結果、新たに制定された決まりです。外国人は連邦政府に売却価格の10%、外国人およびハワイ州外の人はハワイ州税務局にン売却価格の5%、外国人は合計15%、他州ならハワイ州の5%が売却の際に源泉徴収され、エスクロー会社はその金額をそれぞれの税務局に送ることとなっています。つまり、売却の際には不動産手数料として6%+エスクロー1%、連邦、ハワイ州の源泉徴収税15%の、合計22%が売却価格に対してかかるのです。
この数字の大きさが予想外だったと驚く事がないよう、念頭に置いて売却に取り組んで下さい。
不動産を市場に出す
専任契約書を提出すると、物件内容はハワイ不動産協会の共同媒介方式のコンピューターに入力されます。
これにより、協会に属する不動産業者は誰でもが情報を取り出す事が出来るようになります。
このインフォメーションは地元新聞٭、不動産情報誌٭(*別途費用がかかることもあるため売主、エージェント、
不動産会社により異なります)、アロハプロパティーズ社の顧客ネットワークで全世界に広がります。
オープンハウス
オープンハウスが可能な物件であれば、その催しも行ってもらいます。
オファーを受け取った場合の説明
契約書の内容をエージェントが正確に分析し、売主に損がないよう提案してくれます。
エスクロー開設、登記
売主と買主の契約交渉が成立したらエスクローが開設されます。買主と売主の大きな違いと言えば、買主は契約を破棄できるチャンスがあるものの、売主は買主が契約中にトラブルを起こさない限り、自分から契約破棄が出来ないという点です。最後まで誠意を保ちつつ交渉にあたって下さい。